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紫に変色した、市販品のカーフィルム。
剥がして新しいものに貼り変える作業です。
カーフィルム施工において、貼る事は勿論、剥がす事もあります。
この剥がしの作業、一見簡単そうに思えるでしょうが、リヤ熱線の部分は容易ではありません。
まして、安価な市販品のフィルムはその性質上とても厄介です。
今回のレガシーワゴン BG5は過去最悪のものとなりました。
パリパリと部分的にしか剥がれてこない、のりはしっかりガラス面に残る、奥の手(企業秘密)を使ってもダメでした。
剥がし、クリーニングに4時間。
フィルム型作り、貼付、仕上げに40分・・・・
なんだこりゃ!? 疲れた・・・・
安価なだけで選んではいけません。
色の変色、剥がしのこと(料金が余計かかります)を考えてプロ用を
愛車へ貼って下さい。
---1cm位の小さなヘコミです。---
メールと共に送られてきた画像を見て思った。
小さいのに、雲の写り込みにはっきりと判るヘコミ、たぶん鋭く突き刺さった様なものであろうと・・・いわゆるシャープデントと我々が呼んでいる状況のヘコミであると判断した。
4時間かけて秋田からやって来たお客様、愛車はマツダアテンザ、1年前に飛び石による物だそうです。
案の定、へこみは小さいけれどシャープ、全体の大きさは約2cmあり、1点が集中して鋭くへこんでいる状態、しかもインシュレーターを外してみるとブレスの中です。
ヘコミ状況に合わせたツールを選択して、パネルを暖めながら慎重に修復していきます。
作業の間、お母様と二人で来られたお客様を、和室 兼 客間 兼 事務所で休憩していただきました。
無事作業は完了。(当初の約束の時間をオーバーしてしまいました。)
フラットになったボンネットに、集中してへこんであった部分の本当に小さなキズがちょっと残念でした。
デントリペアは塗装の修復は一切しませんのでご了解下さい。
コンパウンドで消せるような浅いものは処理します。
修理の為だけに来ていただいたM様本当にありがとうございました。
それにしても遠方からのお客様には、事前の修理可能か不可かの判断を下すのにとても神経を使います。
もし来て頂いて「これは、出来ません。」となったらどうしようと前の日は眠れない事がよくあります。
中古車屋さんの依頼で、下田町のお客様の所へ出張ウィンドリペアに行って来ました。
ホンダロゴ、最初の傷から伸びはじめ全長で5.5cmありました。
このくらい長い場合は新たに数箇所にドリルで穴あけ、両端にヒビ止め処理の為、人工的に丸い小さなヒビ(ブルズアイ)を作ってあげなければなく、見た目より強度重視(ヒビの拡大防止)の修理となります。
その辺を事前にお客様に説明した上で作業に入ります。
先端ヒビ止め処理の為の、丸い小さなヒビの作成ですが、○状のキズ(ヒビ)ですとそこに伸びて入ってきたヒビはそこから先には伸びたくても広がることが出来ないのです。※作るガラスの層の高さによっては例外もある。
長い場合は数箇所にドリルで穴を開け少し傷口を開き、その穴の数だけレジン注入作業をしなければなりません。
写真では判りづらいので、図で説明してみました。
「ヘコミ位置はドアの真ん中、1.5cm位の小さなヘコミ。」
新規ディーラーからのTEL。
2度と中の鉄板外し作業は断ると決めていた、ビートルのデントリペア依頼です。
大きさ、位置的に水切りモールからのアクセスで大丈夫と思い、いざ出陣!
現車を見て唖然・・・ ヘコミは縦長で約7cm、位置は真ん中より下側、ちょうどサイドビームにかかっている部分。
正面からパッと見た大きさと、実際の全体の大きさは違います。
中をばらそうか・・前回の詳細な画像記録はあるので手順は知っているが、難易度NO1の大仕事。
その前に、上からのアクセス可能かどうかやってみることに。
ツールを選んで、サイドビームの隙間に入れてやるとなんと、作業可能なことが判明。
今回はトリム&中のパネル&ガラスを外さなくて済みました。
今までやって来た作業の記録は、画像にして殆どのものをパソコンに保存してあり、出張等では画像を見ながら作業する時もあります。(写真は以前ビートルドアトリム&ガラス&中パネル外し画像の1枚です、全部で13枚あります。)
ちょっとやばい状態のキズでした。
ハイエースWのウィンドリペアの為中古車屋さんへ出張してきました。
500円硬貨からはみ出るくらいの大きさ、2本の羽の様に伸びた部分が今にも大きくなりそうです。
半月状の部分は案外すんなりレジンが入るものの、2本の延び始めているつながり部分はとても狭く容易には入っていきません。
ここは入り口部分を広げる為ドリルでヒビ先端部分に向かって少し掘り下げ、専用工具で傷口を開いてあげる事で、レジンを浸透しやすくしてあげます。
この傷口を開いてあげる作業は力加減が非常に重要で、1歩
間違えればヒビが大きく伸びてしまうので、経験が必要です。
おかげで修理は完了、陸運事務所持ち込み車検もこれで
大丈夫と社長さんも一安心の様子。
この、キズの見極め、修理経験はウィンドリペアではとても大切です。
たった今19時30分磨き作業終え、晩御飯食べるに家に入りました。
食事後、脱脂をしてようやくコーティング剤の塗り込み作業に入ります。
今日は残業・・・サラリーマンじゃないって・・。
コーティング剤をしっかり塗装面になじませる為にも、その前の準備作業(磨き、脱脂)が非常に重要です。9割方こちらの作業です。
明日の午前10時の引渡しに間に合わせる為、深夜12時ごろ迄かかりそうです。
六ヶ所村よりお越しのS様、明日楽しみにしていて下さい。
先日、ディーラーから
「以前そちらでフロントドア左右ガラスにフィルム貼ったと、お客様が言っているのですが、これ70%以上大丈夫ですか・・?」
と言う電話。
リンテック社IR25SDを確か貼ったはず。フィルム単体では可視光線透過率は82%、自信を持ってカローラフィルダーに貼ったのだが、当時は測定器を持っていませんでした。
「大丈夫なはずですが・・・、可視光線透過率測定器を導入しましたので今から測定に行きます。」
ここ数年、透明断熱フィルムの需要が高まり、ディーラー等でも車検時違法かどうか厳しくチェックするようになって来ました。(TOYOTAでも純正パーツとして積極的に取り入れてます。IRカットフィルム)
ディーラーへ行き測定、「しまった!あと2%足りない・・。」
なんとガラスと合算して68%の数値表示。
即お客様に事情を説明する為にTEL、IR25HD(フィルム単体86%)に貼り換えをすることで合意。
こちらは貼った状態で72%でした。(完全乾燥後計ったら73%でした。)
ガラスの色によっては、ギリギリで違法になる場合がありますので、最近では施工前に試し貼りをして測定結果を確認の上作業に入っています。
4ヶ月前にコーティングしたランエボⅨのメンテナンスやりました。
コーティング後のメンテの重要性を理解し、キチンとやってくれることは非常にありがたいものです。
管理も手洗い洗車を定期的に行っているようで、コーティング皮膜もとても良好を維持しています。
少しの鉄粉が気になりましたが、除去剤を使うほどでもなく、粘土で軽く撫でるだけでOKでした。
後は水洗いだけでは落ちない汚れを専用メンテナンス剤を使い除去していきます。
これは、コーティング剤の性能、撥水力を復活させる役目も持っています。
フロントガラス&フロント左右ドアガラスに施工したプロ用ガラスコートの強力性には改めてその凄さを実感。
クリーンX-Gという非売品プロ用です。これからの降雪時期に向け、絶対必要な自信を持ってお勧め出来る商品です。
何処が凄いか・・・
以下文章、とある職人さんのサイトより引用。
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・・市販品との違いについて
クリーンX-Gはフッ素結合型のガラスコート剤ですから、シリコンやシリコンにフッ素を混ぜただけの市販品とは大きく異なります。
シリコンは如何に水性と言えども、脂(あぶら)ですから、市販のガラスコート剤そのものが油膜なんです。
だから、油膜が付着した上から塗りこんでも違和感が無い訳です。全面ムラ無く油膜ですからね。
シリコンの膜は所詮油膜ですから、耐久性も視界のクリーン性も無く、ただ撥水するだけで視界が良くなったような錯覚を起こさせているだけのモノ。
クリーンX-Gはムラ無く施工する事でフッ素の粒子が強力に結合し、フッ素の皮膜を完成させますから、耐久性(フロントで6ヶ月前後)耐油性、視界クリーン性、耐霜性に優れ、ウォーターデポジットの付着も防止します。
テフロン加工されたフライパンに近い状態と思って下さい。
長持ち、油膜が付かない、凍り難い、1度施工すると止められない!とにかく最高のガラスコート剤です。
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話はボディーの方に戻ります。
コーティング後のメンテナンスについては、保管、使用状況等で作業にかかる手間、時間がまちまちです。
只今コースごとに作業内容、料金を明記したサイトを作成中です。もうしばらくお待ち下さい。
コーティングとは?メンテナンスがなぜ必要か?
以下文章、またまたとある職人さんのサイトより引用。
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正しいボディーコーティング
第一章 コーティングとは何か?を知ろう。
皆さん、最強のボディーコーティングって何だと思いますか?今現在では〝塗料"ではないでしょうか。
鉄板をサビから守るのが通常の塗装。その塗装を守るのがクリアー塗装ですから、クリアー塗装こそが〝最強のコーティング"と言う事になりますね。
しかし、クリアー塗装は再生が利きません。劣化したら除去して再塗装しなきゃいけません。その費用たるや目玉が飛び出るような高額(通常10~100万円ほど)です。
だから、クリアー塗装はコーティングではなく、塗装なんですね。
で、従来、私達が「ボディーコーティング」と呼んでいるモノですが、何故それが塗装ではなくコーティングなのか?
それは、再生ができるからです。劣化しても何度でも再コートが可能だからです。
おまけに費用は数万円で済みますから、塗装に比べれば安いもんですよね。
では、本題です。
コーティングとは何か?
“塗装を守る”のが主目的です。
では何故塗装を守らなきゃいけないのか?
前述したように再生には莫大な費用が掛かるからです。
塗料は石油系有機物です。
この有機物と言うのは、空気と紫外線で劣化して行きます。
更に、車の外装は、雨や風、走行摩擦などの過酷な条件下に常にさらされます。
ただでさえ劣化していくモノに摩擦を加える訳ですから、いくら最強のコーティングである塗装でも、そうそう長持ちするもんじゃない。と言う事です。
なので、その再生に莫大な費用が掛かる塗装を、より長持ちさせる為にコーティングが必要な訳です。
ただ、塗装は確かに強いですから、何もしなくても2~3年は持ちますので、2~3年で車を買い換える方にはコーティングは必要ないのかもしれませんね。
ただし、それなりに劣化は進行しますから、色艶は褪せて行きますので、褪せていない車と比べたら、下取り価格には差が出るでしょうけどね。
第二章 コーティングの効果について
では、一般的なコーティングの効果についてお話しましょう。
皆さんの頭にまず浮かぶのは「ノーワックス」でしょうか?
これは“大きな間違い!”です。
確かにワックスは必要ありませんが、手入れ(メンテナンス)は必要なんです。
ディーラーさんのオプションとして施工されているコーティングの保証書には、「メンテナンス剤を3ヶ月に1度塗って下さい」と必ず記載されております。
これ、名目上は「メンテナンス剤」ですけど、実際に行なう作業は「ワックス掛け」ですよね?
洗車して、液を塗って、拭き取る。この作業は「ワックス掛け作業」と言います。
なので、使う液剤の名前がワックスではない、と言うだけの“まやかし言葉”に過ぎない訳です。
よって結論は「大きな間違い!」です。
補足として、ワックスとコート剤の違いを書いておきましょうか。
ワックスの主成分は油性シリコンと植物性のロウなので、女性の化粧品で言うコラーゲンですね(笑)
潤いが出て撥水し、ロウによる保護膜も形成します。が、油性の酸化物なので耐久性はありませんし、紫外線に対する防御力もありません。
コート剤は様々な種類がありますが、主な成分は樹脂になります。
ガラス(ケイ素)、フッ素、アクリル、シリカ、などなど。化粧品で言えばファンデーションでしょうか?(笑)
これ自体に艶出しなどの効果はあまりありませんが、保護力に長けたモノがコート剤になります。
では、効果についての続きです。
次に思い浮かぶのは「皮膜で保護する」でしょうか?
皮膜と言う点については、ワックスでもロウの皮膜がありますので、コート剤ならではのモノではありません。
おまけに、コート剤メーカーの大袈裟な謳い文句で「硬く強固な厚い皮膜」とかありますけど、何で「数ミクロン、へたすりゃ0コンマ数ミクロン程度の皮膜で“硬く強固で厚い”なの?」と私は思いますけど、皆さんはどう思われますか?
第一章でも書きましたけど、塗装のように硬く厚すぎると再生が利きませんし、硬過ぎれば傷が入った場合に磨いて消す事もできなければ、厚い皮膜は塗りムラが目立って仕方ないでしょう。
ぶつけた時の修理費用も莫大になります。
何度も言いますが、本当に硬く強固で厚い皮膜ならば、それはコート剤ではなく、塗装です。
コート剤の理想の皮膜は「薄く、適度な弾力性があり、劣化し難い」だと私は思います。
あと付け足すならば“塗装面への定着力が強い”と言う事ですね。
キチンと塗装面に皮膜を形成し、劣化に強く、適度な弾力性で何度でも再生できる。
これが理想のコーティングではないでしょうか?
次は「長期間の効果持続」ですね。
え~とですね、普通に考えていただけたらご理解いただけると思いますけど、莫大な費用が掛かる塗装ですら2~3年もすれば劣化症状が如実に現れてきます。
で、数万円でできるコーティングが何で5年とか10年とか持続するんでしょうね?
ならばクリアー塗装なんかせずに、通常の塗装にコーティングすれば新車の売価はもっと安くできると思いませんか?
塗装屋さんも再塗装の際にクリアー塗装する必要はありませんよね?
コーティングがそんなに凄いのなら、何故自動車製造メーカーが生産ラインでクリアー塗装の代わりに使用しないのでしょうか?
ペイントシーラントと言う名前は塗装みたいなモノと思われている方もいらっしゃるようですが、それは大きな間違いで、ペイントシーラントとは、ボディーコートのアメリカ名です。
日本で言う「ポリマー加工」をアメリカでは「ペイントシーラント」と呼んでるだけです。
本題に戻りましょう。持続期間についてです。
塗装もコーティングやワックス掛けなどの“手入れ”をすれば、持続期間は延びます。
コーティングも同じで“手入れ”をすれば効果は持続しますし、しなければ持続しません。
コーティング皮膜は摩擦や劣化によるダメージを塗装面の代わりに受けます。
前述したように、コーティング皮膜は薄くて弾力性があるモノですから、定期的に劣化層を除去し、表面皮膜を再生してあげなければ、ダメージが塗装まで到達してしまう訳です。これでは効果は無いと同じですよね?
だからクリアー塗装の代わりにはならないんですよ。
だから“手入れ(メンテナンス)”は絶対に必要なんです。
「コーティング皮膜は薄く弾力性がある」これに例外はありませんので、
「ダメージ処理(メンテナンス)は例外なく必要」と言う事を覚えておいて下さい。
“ノーメンテナンスで長期間の保護効果持続なんて絶対に無い!”
私Drつやまるが神に誓って宣言しますよ。
第三章 コーティングの種類&施工店の選び方
ボディーコーティングと一言に言っても沢山の種類と名称があり、何が何だか訳が分からない状態ですよね?
そこで、数十種のコート剤を施工テストし検証してきた私が、コート剤の見極め方と施工店の選び方についてお話します。
しつこく言いますが、理想のコーティングとは
「キチンと塗装面に皮膜を形成し、劣化に強く、適度な弾力性で何度でも再生できる」
そしてコーティングは
「ノーメンテナンスで長期間の保護効果持続なんて絶対に無い!」です。
まずはこの2点を頭に叩き込んで下さい。そうすれば、おのずと正しいコート剤と本当のプロ施工店が見えてきます。
硬い!分厚い!強固な皮膜!なんて謳ってるコート剤はNGですし、そのメーカーの謳い文句を鵜呑みにして、そのままの受け売りトークの施工店もNGですね。
その硬く分厚い皮膜を見せて?って言ってみて下さい。そんなに厚いなら皮膜が目に見えるでしょ?ってね(笑)
硬化皮膜型のコート剤(シロキサン系ガラス樹脂コート)は本当に目に見える皮膜を形成できますが、分厚く施工すると、夏場の塗装の伸縮に対応できずにチョーキングを起こし、塗装もろともヒビ割れてしまいます。
なので、せいぜいで3~5ミクロン程度の皮膜が限界なんです。
この5ミクロンの皮膜だと、通常は目に見えませんが、特殊照明下で部分研摩すると皮膜の有無が確認できます。
樹脂定着型のコート剤も施工方法次第では分厚く施工した時の皮膜が目で確認できます。
こちらは硬化はしませんのでチョーキングは起きませんが、分厚く施工すれば、ムラや曇りの原因になるので、薄く施工する訳です。
つまり、皮膜を見せれないコート剤は定着が弱いし、へたすれば皮膜にならない。
更に、その皮膜云々に対応できない施工店は技術も知識も無い「自称プロ」と言う事ですね。
次に、確認もしていないのに5年持続!10年持続!永久持続!なんて言ってる施工店も当然NGです。
あんた本当に5年前10年前からテストしてたの?って言ってあげて下さい(笑)
ノーメンテで長期持続!雨で汚れが落ちる!酸性雨に強い!なんて言ってる施工店は論外です。
前述したようにノーメンテナンスなんて有り得ません。
雨で汚れが落ちる?魔法ですか?(笑)酸性雨に強い?酸はガラスですら溶かすのに?
アホ丸出しの謳い文句ですよねぇ~(笑)まぁこんなのに騙されるユーザーさんはいないでしょう。
色々書いてきましたが、そろそろ結論を出しましょう。
“謳い文句を信用するな”
“技術がしっかりした施工店を選べ(特にメンテナンス)”
“知識がしっかりした施工店を選べ”
“設備がしっかりした施工店を選べ(特に照明)”
最も重要視するのは以上の4点です。
仕上がりが綺麗なのはプロ施工店として当たり前の事、要は「その美しさを維持できるか?」です。
コート剤の選び方は?と思ってる方がいらっしゃるでしょう?
それは、信頼が置ける施工店を見つけて、技術者の方へご相談下さい。
それが1番間違いの無い選び方です。
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私が日頃コーティングという仕事をしていて疑問に思っていることをズバリ書いてある文章だったため、是非読んでいただきたく引用しました。
カムリ ACV35のフィルム貼りの為、ディーラーへ出張してきました。
ドアトリムのパワーウィンドウパネル部分外すのに一苦労、写真赤点部分の金属ツメがきつく、力任せに外そうとすれば割れそうだったため、ドア下部部分のクリップを外し隙間を作り、そのツメを固定している部分のネジを外すことで、ようやく取り外すことが出来ました。
何でこんな作りにするのだろう・・・・?
たぶん、ばらし作業する人全員が思っている事でしょう。 いや、もしかしたら自分だけ・・・やり方がまずいのかな・・・?
そんな事思いながら作業は順調に進み、目標時間内で終わりました。
夕方帰社後(帰宅後とも言う (^^ゞ )、4ヶ月前にコーティングしたランエボⅣのお客様が、メンテナンスの依頼でいらっしゃいました。
代車を出して一晩預かることに、明日の朝一番からの作業です。
詳細は明日のブログで!
3日連休はづっと仕事してました。というか仕事が来るのを期待して待っていたという方がいいかも・・・
今日は午前中ルシーダーのリヤガラスのみフィルム貼り、午後事務仕事していると真っ赤なピッカピカのアルファロメオ147TIが作業場の前でピタリと止まりました。
弘前からデントリペアしてもらいたくやって来たそうです。
実家が八戸市でちょくちょく帰ってきているそうでした。
右フロントドアプレスライ際2cmと、左フロントドアプレスライ際1cm。
高さは中心より下側、これはサイドビームが邪魔してツールが水切りモール隙間からでは入らないと判断。
トリム外して中を見ておや・・?
サイドビームはない、邪魔になる様な物もない、外す必要なかった。
反対のドアも同じ位置のへこみなので勿論外さない。
まーいっか。トリム脱着の勉強になったし・・・
こんな風に、しなくても良い作業を時間掛けてから気づく事がたまにあります。
それにしても、ピカピカにコーティングされてあるお客様の愛車を触ったり、ばらしたりするのは非常に緊張します。
AudiA4サルーンのフィルム施工です。
リヤガラスが最も厄介なタイプです。
Audiはセダンを「サルーン」 ステショーワゴンを「アバント」と呼びます。
意味を調べてみました。
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サルーン [saloon]
(1)ホテルなどの大広間、飛行機の客室、船舶の談話室・食堂など。サロン。
(2)酒場。
(3)自動車の型の一。セダンのこと。
「Avant」とは、「前衛的な、一歩先行く」の意味。
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だそうです。
フィルムはリンテック社GY15IR(赤外線、紫外線カット)を使用しました。
・・・・・静かだ、誰もいないアパートの食卓・・・・・・
・・・・この先どうなるのだろう、もし失敗したら・・・
未知への不安が襲ってくる、がそんな中にも何故か不思議とやって行ける自信が何処かにあった。
そう、11年前創業初日、営業から昼食を食べに戻ってきたあの日の事、今でも鮮明に覚えています。
11年前の10月7日は真っ青な空、秋晴れの暖かい快晴の日でした。
妻も子供も出掛けていない静かなアパートの台所、物凄い不安の中一人での昼ごはん。
この先どうなるのだろう・・・もの凄い不安。でも不思議と「絶対やって行けるという気持ちもあった。」
がむしゃらだった。
ガラス修理(ウィンドリペア)1本で当分生きていかねばならない。
タウンページから、関連した業者約500件超をパソコンに入力、地区ごとに住所を並べ替えプリントアウト。
全てを訪問したのは、我ながら今思えばよくやったものだと思う。
必死になれば人間凄い力が出るものです。
ある書物の中に 「世の中に成功も失敗もない、あるのはやるかやらないかだけだ。」
という1文がありました。
先日、何気なく当時買った本を眺めているとそこにマーカーでラインが引かれてました。
大事な業者様、個人客のおかげでここまでやって来れたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。
これからはもっともっと技術を上げ、皆様に喜ばれるサービスが提供できるよう、精進することが自分の使命だと思っております。
今日 創業11周年を迎えました。
これから一人 発砲酒 で乾杯です!
フィルム施工において、プジョー206のリヤガラスは一見すると一枚成形が簡単そうに見えるのだが、下部左右コナー部分のRが結構きつく難しいです。
又サイドクオーターガラスはビス3点止めで、外しての作業。
見た目とは裏腹にプジョー206は時間がかかる車です。
CarMagicサトウ
隣県種市町の一般住宅の窓サッシに、フィルム貼り頼まれて行ってきました。
外からは中の様子が見えなく、それでいて室内は暗くならず、外がはっきり見える様にという要望だった為、数回足を運び試し貼りという事で数種類のフィルムをあらかじめ貼って見せ、希望のフィルムを選んでいただいてからの工事となりました。
おかげさまで、大変気に入っていただいた様子でとても喜んでもらえました。
貼ってからこんなはずじゃなっかた・・・と言われたくありませんでしたので前もって試し貼りをして見せるのはお客様の為でもあり、工事する側にとっても責任であり、クレーム防止になりますので非常に重要な事だと痛感しました。
O様、本日は誠にありがとうございました。
CarMagicサトウ
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